いじめられる方も悪い。という勘違い(人的資源管理)

7~12歳

 YouTubeのWakatteTV「【実は】なぜふーみんをいじめた?当時のいじめっ子と対談した」の回を見るのと、前日の投稿(T:脅威)いじめへの対処を書くことのタイミングが偶然重なりました。

学歴厨ではないけど、WakatteTVはよく見る

 私も妻も学歴を気にする学歴厨ではないですが、WakatteTVは家族でよく見ます。学歴にこだわりをもって他人を見下せる学歴はないですが、努力を重ね偏差値の高い大学に合格した人が学歴にこだわりをもって当然だと思っています。学力のある人すべてが成功するわけではないですが、偏差値の高い有名大学に入学できたということは努力を重ねることができる人だという証なので、一定以上評価されてよいと思います。数年前に就職活動において「学歴フィルター」という言葉がでて問題になりましたが、企業の採用担当者側からしたら、「偏差値の高い大学の卒業生=粘り強く努力のできる人=困難にも立ち向かい成果を出そうとする人」と関連付けて(採用したい人が絞り込める)と考えるのは当然です。採用後人的資源管理もしやすいとも考えると思います。バカにされたくないなら勉強すれば良いし、学歴で判断するのはおかしいと思うなら、起業すれば済む問題。学歴で判断する会社に入りたくなければ、起業して見返してやれば良いと思います。

いじめについて考える良い機会になった

 動画の内容としては、小学生の頃にいじめられていた元京大生・塾講師YouTuberの高田ふーみんさんがいじめていた同級生にどのようにいじめていたのかを確認するというもの。いじめの当事者のいる部屋の扉の前で心なしか声が震えていたこと、同級生からいじめの内容を聞いた後、相方のびーやまさんが「俺だったら4んでる」とコメントしていたのが印象的でした。

 時が過ぎて和解したとはいえ、懐かしい思い出を話すように、笑いながら話している同級生を見て、娘は怒っていました。びーやまさんの言葉を同級生はどう受け取ったのだろうか。

 動画公開数時間後、どのようなコメントが寄せられているか気になり確認しましたが、やはりいました「いじめられる奴が悪い」とコメントする人。期待していたようで、自分自身が嫌になります。

 こんなコメントする人がいるから、いじめを乗り越えて京大に合格したのだから学歴厨になって学歴の無い人を見下しても許しますと思ってしまいます。(でも実際、高田ふーみんさんはすごく良い人、どっきり企画とか、他の動画で証明済み)って娘が言っていますが。

いじめはすべて親が悪い

 いじめがおきるのはすべて親が悪いのです。いじめをする人が悪いのでも、いじめられる人が悪いのでもありません。いじめをする人の親がすべて悪いのだと思います。何故なら、いじめをするような子になる前に、「自分がいじめられたらどんなに辛いか、悲しいか」を教えることができなかったからです。だから「いじめられる奴が悪い」とコメントする人は安心してください、あなたは悪くない。あなたの両親が悪い、最悪です。「他人のことを思いやれる人になって」と言い聞かせて育ててくれなかったから。ご両親はあなたと「いじめ」について話し合ってくれたらよかったですね。

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