企業は経営理念を定義し、内部環境外部環境を分析して、より具体的な活動領域(ドメイン)をきめて事業活動を行います。経営戦略上の環境分析はSWOT分析でおこなうことになります。
家庭においても、各ライフステージでドメインを再定義し続けていくと、集中して取り組むべきことが決まるので、外部からの煽りや悩みから解放されやすくなるというメリットがあります。
子供がいるほとんどの家庭では時間も金銭的余裕もほとんどありません。あれもこれもやろうとすると身体的にも家計(財務)的にも破綻します。だからドメインを決め、その領域で活動していくことが、生活を楽しく楽にすることに役立つのです。
SWOT分析
幼稚園から高校までの15年を思う存分、自分なりに活躍してもらうために、SWOT分析を行いドメインを決めます。以下は、娘が中学生のときのSWOT分析とドメインです。
内部環境分析
(S:強み)
①小学生の頃から続けているバレーボールではもはや名プレヤー
②小学生のころからコツコツ勉強する習慣ができている(常に定期テスト学年20位内をキープ)
③信頼できる友達がいる
④親子関係が良好だ
⑤健康で、試合が何試合続いても怪我をしない
(W:弱み)
人の心情を察することが苦手で、友達が少なく、孤立することが多い
外部環境
(O:機会)
①バレーボール部の顧問の先生がすごい指導者だった
②バレー素人の同級生がすごいアタッカーになった
③中学校の先生の中に娘をかってくれる先生がいる
④親身になってくれる塾講師に出会えた
(T:脅威)
①同級生からのいじめの標的になることが多い
②高校受験で第一志望に合格できないかもしれない
娘のドメイン
バレーボール部活動では毎年県大会に出場し、高校受験で第一志望に合格する
環境に恵まれていたので、ドメイン決定に時間はかかりませんでした。
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