前回、娘の中学生時代のSWOT分析を行い、「バレーボール部活動では毎年県大会に出場し、高校受験で第一志望に合格する」というドメイン(活動領域)を考えました。脅威となる「いじめ」への対処も実例で説明しました。SWOT分析→ドメインと娘の活躍領域(https://ponjii.com/swot-domain/)
SWOT分析とは
SWOT分析のSWOTは、Strength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)の4つの単語の頭文字を並べたもので「スウォット」と読みます。内部環境であるSとW、外部環境であるOとTをマトリックス表に並べ分析しドメインを決定します。
先生との出会いは、機会なのか脅威なのか
娘が中学生のときは娘をかってくれる先生が多く、良い機会を得られたと思います。しかし、脅威となる先生との出会いもあったようです。娘をかってくれる先生が多かったために、脅威が薄まっただけだったのだと思いました。先生が機会にも脅威にもなり得るのは、それぞれの先生の価値観がダイレクトに言動にのって生徒の気持ちに届いてしまうからです。どんな生徒にも肯定的な意見、助言を言ってくれる先生との出会いは機会です。しかし、否定的な意見、助言ではなく、けなされたり、セクハラ、パワハラをする先生との出会いは脅威です。
否定的な意見を生徒全員に言うのなら、「そういう先生なんだ」と諦めればよいですが、否定的な意見を言うのが、その先生が気に入らない生徒だけに言うということが多いということが問題。好き嫌いで言動が変わってしまうなんて幼稚だと思いますが、現実だと誰もが認識していることだと思います。
否定的な意見がどれだけ言われた子を傷つけているのか。想像すらできていないから、平気で否定的な意見をいえるのですが、そういう先生が担任になってしまったら、脅威というか不幸です。
とにかく我慢
結局、好き嫌いで言動を変えてしまうような先生が担任になってしまったら、我慢するしかない。解放されるのは、その先生が他の学校に転任されるか、子どもが卒業する時。目をつけられたら終わり。否定的な意見を言う先生が先生になって1~3年目だったら、まだ先輩の先生に注意してもらえる可能性がありますが、教員歴10年超の先生だとしたら改めさせることは不可能だと思います。
教員採用条件に民間企業就業歴3年以上を設けても良いのではないか
大学を卒業してすぐに先生になられる方がほとんどだと思います。学生から何の社会経験もなく先生になることに違和感を感じます。民間企業で上司、先輩から厳しく指導された人、つらい環境に身を置いた人が先生になってほしいと思います。
息子のサッカー部顧問に民間企業から転職された先生がなったようで、建設的な意見を言ってくれるとても良い先生とのこと。先々週リーグ戦試合終わりに話をさせてもらいましたが、息子と同じ印象を持ちました。民間企業経験の先生に期待が持てるのは、偶然ではないと思います。
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