小1の壁について考える

0~6歳

 4月になり、小1の壁をどうにか乗り越えようと奮闘されているご家庭が多いと思われます。解決法とはならないまでも、選択肢の一つとして読んでもらえればと思います。

小1の壁とは

 小1の壁とは、子どもが保育園に通っていたときには延長保育などによってできていた仕事と子育ての両立が、小学校に通い始めた途端に難しくなること。

 子供を預け、見てもらえる時間が最大11時間から6時間に減ってしまう。両親が共働きなら、子供を1人で家に留守番させるのには心配な年齢。学童保育は大変助かる施設ですが、長く預かってもらっても18:30ぐらいまでが限界、迎えにいく必要もある。

祖父母に助けてもらう

 両親それぞれで会社と交渉して、残業などをなくしてもらったりして、交互に早く帰宅できるようになれば1番理想的です。制度として小学3年までは時短勤務が可能な会社だと幸せです。

 もっと幸せな状況なのが、祖父母に助けてもらうことで、これが私の解決法でした。

祖父母の家の近くに引っ越し

 娘が2歳の時に転勤となり、嫁さんの実家の近くに引っ越すことができました。結婚前から義父母に良くしてもらっていて、近くに住めることは、娘だけでなく、私たち家族にとってすごくありがたいことだと思いました。

 そう思った通り、本当に助けてもらいました。息子が小学生になる前には思い切って義父母の家の近くに引っ越し。私の通勤時間がさらに長くなりましたが、代え難い安心感をえることができました。引っ越し前よりももっと協力というか支援をしてもらったという印象です。

 授業が終わったら、家には帰らずに直接おじいちゃんおばあちゃんの家に歩いて行ってもらってました。娘と息子の2人きりにならないという安心感、2人が受けたおじいちゃんおばあちゃんからの愛情、教育、接することで得られた経験は羨ましいものです。

とにかく恵まれていた

 「祖父母の家の近くに住めるのなんて、ただの偶然、ラッキーだっただけ。」と思われると思いますが、【まさに、その通り】

 その偶然をどれだけの家族が活かせているのかな?と思います。「嫁さん、旦那さんの両親の近くになんて住みたくない」と思う人が一定数いて、本当は近くに住めたのに車で1時間2時間のところに家を買ってしまったという人もいるのではないでしょうか。

 すぐに義父母の側に住もうと考えることが出来たのも、義父母が「私たちの夫婦がどうしたら安心して気楽に生活できるのか」を第1に考えてくれていると思えたからです。そういう人が父母であることは本当に恵まれていることです。

ありがたく助けてもらう

 私たち家族は父母でしたが、父母だけでなく親戚や友達、学童保育にしろありがたく助けてもらって良いと思います。夫婦だけでがんばるのは限界があり、「楽しく子育て」なんて絶対に無理です。しっかり助けてもらって、自分たちに余裕ができたら御礼をしたり、自分たちができることをして恩返しできれば良いと思います。頼れるところを頼りましょう。

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