好きこそ物の上手なれ【ポーターの3つの基本戦略】

7~12歳

 子供が大人になっても幸せに暮らしていくためにはやはりある程度お金が必要。日本人の平均年収以上を稼げる職業についてもらわないとなりません。

親として出来ること

  • なりたい職業に就くのに困らない学力がつくように支援すること
  • プロスポーツ選手として成功するかもしれないので、小さい頃から、野球、サッカー、バレーボールなどのメジャースポーツを体験させる。

の2点に尽きます。

 プロスポーツ選手になれるのは、ほんの一握りだけだとわかっているし、道半ばでケガをしてしまったら、ほぼ確実に選手人生が終了するというリスクを負い続けなければなりません。だからと言って「最初から勉強に集中させる」というのは何となく違うと思います。

 幼少期にいろいろな可能性を見出そうとしないと、なにか退屈というか、面白みの無い幼少期、青年期を迎えてしまいそうです。学校のテストはいつも満点という子になってほしいですが、(足が速く6年間ずっと運動会のリレーの選手だった、ドッチボールが得意で無敗だった)などと勉強以外で何か1つでも自慢して欲しいと思います。

 「勉強だけじゃない状態が学業成績を向上させる」、「社会で活躍しているのは文武両道だった人が多い」というのは偶然なのでしょうか。

差別化集中戦略

 ポーターの3つの基本戦略とは、アメリカの経営学者マイケル・ポーターが提唱した競争優位を築くための競争戦略のフレームワークです。
同業他社がひしめく業界の中で、どこにポジショニングをとり競争に打ち勝っていくのかを決定することができます。

 ①企業にとって利益をもたらす「競争優位の構築タイプ」、②業界全体で競争するのか、業界の一部に限定して競争するのかという「競争のターゲットの幅」の2軸により決定される競争戦略で、「コスト・リーダーシップ戦略」、「差別化戦略」、「集中戦略」の3つに分類されます。

 ちなみに「競争優位の構築タイプ」は、コスト優位を構築して利益を生み出す(低コスト)、製品差別化によって利益を生み出す(差別化)があります。

 企業にとっての利益は、子供たちにとっての日々の「やりがい・満足度」に置き換えられ、企業にとってのコストは、子供たちにとっての「やりがい・満足度」を得るための「労力」に置き換えられます。

 「労力」を押さえて、勉強から習い事、部活や友達関係までの「競争のターゲットの幅」が全方位で「やりがい・満足度」を得ることは難しく、

勉強と部活に「労力」を集中させ、絞り込んだもので「やりがい・満足度」を得る「集中戦略」を取らざるを得ません。

 勉強一点のみに集中する場合は、「労力」が分散されないので、「コスト集中戦略」となります。

 勉強プラス部活、またはプラス習い事の2~3に集中する場合は、勉強のみの子と比べると(勉強だけで無く、バレーボールの大会で優勝するほど上手い)というように「差別化」できるので、「差別化集中戦略」をとることができます。

 小学校からバレーボールをやっていた娘、サッカーをやっていた息子は、中学では勉強にも力を入れることができたので、「差別化集中戦略」をとることができました。この戦略をとれると、日々の生活にメリハリと心の余裕が生まれたと感じます。

まとめ

  • 親として子供に学力とメジャースポーツの経験を積ませてあげるとが、その子の幸せな暮らしにつながる。
  • そして、学力 プラス スポーツまたは習い事で「差別化集中戦略」をとることが、子供たちの「やりがい・満足度」につながる。

お子さんがまだ3~5歳児でしたら、いろいろな経験をさせてあげてほしいです。

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

Follow me!

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました