ドッチボールを極める【差別化集中戦略】

7~12歳

 幼少期に勉強を習慣化させることの他に、野球・サッカー・バレーボールなどのメジャースポーツをはじめさせるべきだと言いました。

 実際に娘はバレーボール、息子はサッカーをはじめ、高校の部活動まで続けてくれ、期待以上の選手に成長しました。そして、試合観戦で親を相当楽しませてくれました。親を楽しませるなんて、最大の成果獲得だと思います。

スポーツ界の頂点は?、神は?

 昔も今も摂生して筋トレをちゃんとやってるプロ野球選手がすべてのプロスポーツ選手の頂点だと思ってます、(投げて、捕って、打って、走って)の球技の基本がずば抜けているオオタニさんは神です。こう思うのは、私が野球に挫折したから。(捕って、投げて)はなんとかある程度のレベルまで持っていけますが、(打って、走って)は参入障壁が高い。130キロの変化球なんて打てません。

 私のような40代50代の方ならわかると思いますが、昔は野球部の子はその他のスポーツの何をやらせても上手く、球技大会では必ず活躍します。運動神経の良い子は野球をするというのがお決まりだった。今はサッカーかもしれませんが、昔は野球が一番人気のスポーツだったので当然と言えば当然でした。

 参入障壁が高いとは言え、球技の基本(投げて、捕って、打って、走って)を身につけることができるので、できればやらせてあげればよかったのですが、野球はグローブ、バット、スパイク、ユニフォームと道具が非常に高価な上に、消耗するので定期的に買い換える必要があり、財務面からも続けることが困難と思いました。そこで(打って)は身につきませんが(投げて、捕って、走って)を身につけることができて、特別な用具をそろえる必要がないドッチボールにスポットが当たったのです。

ドッチボールのちサッカー

 中学で野球に挫折した私ですが、(捕って、投げて)は一定レベル以上になっていたので、ドッチボールは得意でした。息子へのドッチボールの英才教育が、息子が4歳のときから始まるのでした。

 ドッチボールが良いところは、ボールを素手、両手で扱うところです。ボールは格好良く捕る必要はなく、落とさなければ良いのです。片手だけで捕るのが格好良いのでは無く、両手だろうが、両手だけでなく胸や腹、全身を使ってでもトンネルせずに捕ることができれば「上手い」と判断されるのです。

 公園に行くと、4、5歳の我が子にグローブでボールを捕らそうとしている親御さんを良く見ます。「そんな小さい時から、グローブを持たせたとしても、(捕って、投げて)ができるようにはならない、ビニールボールで(捕って、投げて)を繰り返した方が上達が早いですよ」と言ってあげたくなります。投げられたものが生卵だと思って、やさしく捕ることを意識するとさらに上達が早いと思います。

 (投げて)はドッチボールの敵のどこを狙って投げたら、投げたボールを捕られず体にボールをぶつけることができるのか教えてあげるとだんだん上手に強く投げれるようになりました。

 息子にドッチボールを教え、マンツーマンの対戦を続けていくうちに、スラムダンクで沢北栄治がバスケ狂の父・哲治をワンオンワンで打ち負かした時と同じように息子が私を打ち負かす日が訪れたのでした。

 こうして、息子は無双状態のまま小学校卒業を迎えました。差別化戦略がうまくいきました。

 地域にドッチボールチームがあるわけもなく、自転車で行く距離に活動拠点のある野球チームと徒歩3分程度の距離に活動拠点のあるサッカーチームがあり、立地の比較でサッカーチームに入ることになるのでした。

まとめ

 幼少期には(投げて、捕って、打って、走って)の基本動作が身につくようなスポーツをおすすめします。

 その後にやりはじめるスポートの上達のスピードは早くなります。

 スポーツで自信がつくと、勉強の方もやる気がでて、差別化集中戦略が成り立ちます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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