娘の中学生時代のSWOT分析を行い、ドメインを決めました。娘のドメインは内部環境のS:強みをO:機会にぶつけることだけを考えた単純なドメインとなりましたが、生きていく中でW:弱みが表層化しないよう、なんとかS:強みを生かして、T:脅威をやわらげ、O:機会をうまく捉えていくようにしないと成長軌道に乗ることができません。いつの時代も子供のT:脅威となる「いじめ」への対処が頭を悩ませます。
ちなみに、SWOT分析のSWOTは、Strength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)の4つの単語の頭文字を並べたもので「スウォット」と読みます。内部環境であるSとW、外部環境であるOとTをマトリックス表に並べ分析しドメインを決定します。
迷わず親が出ていく
対処法、解決策は「迷わず親が出ていって解決すること」です。子供のことだから当事者同士で解決させた方が良いと考えるのは甘い。学校の先生がいくら親身になって解決のために動いてくれたとしても解決しづらいと思います。何故なら、いじめをしている子にとって自分自身に説教をしてくる人はいじめの対象の子と同様に「嫌な奴」でしかないからです。「嫌な奴」から何を言われても、表向き従うふりをして、陰で同じことを繰り返します。だからと言って、親がいじめっ子と一対一で話し合い、説き伏せるということをするのではありません。
いじめっ子の家に行き4者面談を行うのか一番の解決策
これは妻がやったことで、いじめを無くす一番の方法だと思っています。
いじめっ子の母親に電話か直接会いに行って、「いじめっ子がいじめをしているので、いじめを止めさせたい。あなた(いじめっ子の母)の家で、あなたとあなたの子、わたしと娘で話し合いをしたい」と申し出て、話し合い(4者面談)を実現させます。
4者面談では、いじめっ子とその母親に対して説教をするのではなく、いじめっ子に(娘にどんなことをしているのか)の話しをさせます。いじめっ子はいじめている子と自分の母親の前で、自分がいじめをしていること、どんないじめをして人を苦しめているかを話すことは耐えがたい屈辱です。その母親もまさか自分の子がいじめをしているなんて思ってもなかったことだったようです。ショックを受けるとともに、こういう場を設けさせた嫁さんに恐れ戦いたに違いありません。以降いじめに悩ませることがなくなりました。「いじめを繰り返したら、また同じことをしてくる」という考えを植え付けることに成功したのです。そして、それ以前は親同士も結構仲が良かったと思いますが、それ以後はその家族と挨拶する程度になりました。
これで良いのだと思います。(いじめてしまったけど・いじめられたけど)、大切な友達だとお互い考え直すことができれば、(謝って・許せば)済む話だと思うからです。
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