パパ育休「とるだけ」を防ぐには

0~6歳

 23年4月から従業員1,000人超の企業は男性の育休の取得状況を公表することが義務付けられました。少子化対策や女性活躍のために重要な取り組みですが、日本が先進国の中でも男性の育児参加が遅れていることを宣伝しているようなものでもあると感じます。
 慣れない育児をきっかけにメンタルヘルスに不調をきたすケースもあるようです。

取るだけ育休とは

 海外と日本の育児事情をテレビなどで見る機会があり、日本の方が家事や育児の分担が女性に偏っていると思わせます。実際、内閣府の2020年男女共同参画白書によると、6歳未満の子どもを持つ日本の夫の家事・育児関連時間は1日当たり平均1時間23分で、スウェーデンは3時間21分や米国は3時間7分、ドイツは3時間で、それらの国の半分以下という結果です。
 制度のおかげで、男性の育休取得が進んでも、家事や育児の分担が進まない状態。この状態が「取るだけ育休」となります。せっかく育休をとっても、夫が家事や育児をやらず、ただ家にいる状態になり、妻の育児疲れと不満が溜まり、夫婦関係にマイナスの影響を与えていると考えれます。

取るだけ育休を防ぐには

  ある新聞で、記者の育休の体験が書かれていました。その記者は、育休の最初の1週間は役に立てず、準備不足を痛感したとのこと。
 ???予習???。そんなものはできるわけはありません。自分の父親から育児の体験を聞いたり、子育て雑誌、子育てブログでも読むことなどを言っているのでしょうか。はあ?
 育児なんて、見様見真似。奥さんのやっていることを真似するだけで十分。後は奥さんの状態を確認して、眠そうだったり、つらそうにしている時に子供が泣き出したときなどに、子供をあやしたり、ミルクをあげたり、オムツをかえてあげることをすればよいだけだと思います。特に深夜に子供が泣き出したときなどは、奥さんも自分も体力的にも精神的にもつらい時間帯だと思いますが、お互い交互に子供をあやすことができれば、「家事や育児の分担が進まない」とは書かれなくなると思います。

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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