片親だけで子育てすることが20歳の娘、17歳の息子を嫁さんと育てた現時点で、もしかりに自身がひとり親だったらどういう子育てをしたのだろうかと考えてみたいと思います。
令和3年度 全国ひとり親世帯等調査結果【厚生労働省】
母子世帯数 1,195,128  (約120万世帯)
母子世帯になった理由、世帯数(割合)
 死別  生別総数   離婚   未婚の母  遺棄  行方不明  その他   不詳
63,378 1,117,928 950,458 128,755 5,176 2,571  30,969  13,821
 ( 5.3)   ( 93.5)   ( 79.5)  ( 10.8)  ( 0.4)  ( 0.2)   ( 2.6)   ( 1.2)
父子世帯数 148,711  (約15万世帯)
 死別  生別総数   離婚   未婚の父  遺棄  行方不明  その他   不詳
31,713  114,778  103,616   1,519   204   1,911   7,528   2,220
 ( 21.3)  ( 77.2)   ( 69.7)   ( 1.0)   ( 0.1)     ( 1.3)      ( 5.1)       ( 1.5)
母子世帯数は、さいたま市の人口、父子世帯数は、栃木県足利市の人口に匹敵する数。ひとり親になった理由を見ると、どちらも一番多いのは「離婚」。次に多いのは、母子世帯は「未婚の母」、父子世帯は「死別」ということ。
一人では子育ては無理
 育児、子育てだけでなく、仕事も家事もすべて一人でやらなければならない。無理だと諦めます。自分だけが疲弊して、子どもに辛くあたるようになることだけは避けるため、仕事を辞め、自分の実家の近くに引っ越します。
 いまは一人親世帯に対して国・地方公共団体から手厚く支援が受けられる時代になったと思いますが、それでも一人で育てることは無理だと思ってしまいます。心に余裕がなければ、子育てはただ辛いものになってしまいます。
 自分の子供が親といっしょにいたいという気持ちを大切にできる精神状態になるためには、何でもかんでも自分だけでやらなければならない状況から抜け出すことが重要だと思います。自身の両親が健在ならば、迷わず親に可愛い孫を見てもらいます。
 仕事をとにかく頑張りたいと思うのであらば、子育ては親に可能な限り手伝ってもらうスタンスをとってよいのです。頑張るところのメリハリをつけて良いのだと思います。子どもは自分のことを思ってくれていると感じられれば良いと割り切ります。子どもは親ががんばっていることをしっかり見てくれています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
 
  
  
  
  


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