キャンパス見学

13~20歳

 息子が学校を休んで娘といっしょに1日かけて娘が通っている大学キャンパスを見学してきました。息子が第1志望としている娘が通っている大学キャンパスを夏前に見学するのは、モチベーションを維持して受験勉強を乗り切り合格を勝ち取るには大切なことだと娘が息子に勧めて実現しました。

「さらに行きたくなった」

 息子の感想です。もう1つキャンパスがあって、そちらは娘が入学式の時に息子もいっしょい行って、自宅から遠い場所にあって不便という印象だけだったようですが、今回行ったのは大学メインのキャンパスであり、立地、建造物、雰囲気すべてがよかったようです。
 「さらに行きたくなった」・・・ かんばって、合格して (๑•̀o•́๑)۶

 もう1つの志望校のキャンパスには、2年前に娘が受験した時に息子は見学していて、比べものにならないくらい、娘が通っている大学の方が良いみたいです。
 オープンキャンパスも当然良いと思いますが、他に高校生がいない状態で大学構内の雰囲気を味わうことが出来るので、兄弟姉妹がすでに大学に行っているのなら、春から初夏にかけて一度キャンパス見学をするのが良いと思いました。

英語の講義を体験

 娘付き添いで英語の講義も経験したようです。講義といっても、ほとんどが映画を見て過ごしたようだったようですが。少しは大学の講義の雰囲気がわかったか?

 映画はKKK(クー・クラックス・クラン)を題材にしたもの。頭部全体を覆う三角白頭巾を被った白装束姿といったら、年配の方は昔どこかで目にしたと思います。KKKはアメリカのテロリズムを通じて白人至上主義を実現しようとした団体だとされています。KKKを題材にした映画は4つあるようですが、娘と息子が見たのは、映画史上最大の問題作と言われている1915年の『國民の創生』でした。この映画は、南北戦争時代のアメリカ南部が黒人たちの振る舞いにより秩序が乱れ、その黒人たちを成敗する英雄としてKKKが描かれています。人種差別的だと問題になり、上映が禁止される都市もあったようですが、皮肉にも映画は大ヒットを記録したようです。
 この映画は中学生以下の子に見せてはいけないかもしれませんが、いろいろな視点から物事を考える必要がある高校生、大学生は見るべき映画だと思いました。差別をただ否定するのではなく、差別が続く理由を当事者が作る映画で確認することは意味のあることだと思います。物事には2面性があることを学ぶことも大学に行く意義かもしれません。

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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